郷土料理とは、「それぞれの地域独特の自然風土・食材・食習慣・歴史文化等を背景として、地域の人々の暮らしの中での創意工夫により必然的に生まれたものであり、家族への愛情や地域への誇りを持ちながら作り続けられ、かつ地域の伝統として受け継がれてきた調理・加工方法による料理」を言う。
言い換えれば、「季節季節の旬の素材とその保存・活用等により、その土地で培われた伝統的な料理法で調理された、それぞれの土地自慢の味」とも言える。
※ 郷土料理は、調理済みの状態を指し食材そのものは除外する。なお、加工品、お菓子類は含めることとする。
(選定の視点)
○ 食べてみたい!食べさせたい!ふるさとの味
○ これからも大切にしたい残していきたい伝統的な母の味・故郷の味・心の味
<選定基準>
1.郷土料理としての地域性や独自性、農山漁村の歴史文化的な意義を有しているか。
2.郷土料理の保存・継承への努力がなされているか。
3.地元食材・国産材料の活用や地域の生産振興に寄与しているか。
4.地域住民に郷土の自慢の味として認知されているか。
5.都市との交流、地域振興に活用されているか。
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