新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、水産物の取扱出荷量・相場が深刻な数値まで落ち込み困窮した生産者・問屋・販売者などを支援するため『海の恵み食の底力 JAPAN』プロジェクトが立ち上がりました。日本の誇るべき海の幸を受け継ぐために必要な需要を創出する、新しい魚食のカタチとなる商品・メニューの開発にチャレンジするためのプロジェクトです。

弊社は運営会社の内の一社、ぐるなび社と連携し2000者近くから寄せられたレシピの管理、問い合わせ対応等の事務局機能を担いました。

公式ホームページ　https://sakanaouen2020.jp/

　主な取り組みとして、日本全国の食に関わる専門家の方々と共に立ち上がり、新たな水産物の需要を生み出すことを目的とした新商品開発を実施しました。『旬食予報』特設ページ（https://shunshokuyoho.com/recipe/）では、取り組みによって誕生した商品・メニューを、魚の知ってお得な情報と共にご紹介しています。

　日本の水産物の需要を喚起することを目的としたイベントも実施しました。昔ながらの行商のお魚屋を思い起こすようなマルシェイベントや、コロナ禍でも本格的なレクチャーを受講できるオンライン料理教室、そして新鮮な水産物がまるごと堪能できるBBQイベントなど。

様々なイベント、取り組みが行われました

≪飲食店での新メニュー開発≫

https://sakanaouen-recipe.jp/

　日本全国の飲食店にご賛同頂き、漁獲高はあるものの取引されずにいるお魚のレシピ開発を行って頂きました。お魚を無償でお届けし、そのお魚のレシピを新商品として一定期間店舗で販売。そういった取り組みを行っていただいた店舗へ謝礼金をお支払いするという企画です。

　弊社は申し込みやレシピ管理、公式WEBサイトでのレシピ管理（一部）、お知らせの送付、問い合わせ対応などを行いました。

　実施後のアンケートでは、「鮮度の良いお魚を送ってもらいお客様にも好評だった」「料理法について改めて知る機会が得られた為、スタッフの勉強や料理スキル向上に繋がった」というお声を頂きました。

≪「海の恵み 食の底力 JAPAN」公式レシピブック 2020-2021　VOL1～VOL３≫

様々な魚種ごとにフォーカスすることで、それぞれの水産物が持つ、食の可能性を感じていただけるように編集しています。 食卓からビジネスまで幅広い用途で活用いただき、国産水産物の消費促進に繋がることを期待しています。レシピ本編集にも弊社が携わりました。右記からご覧頂けます。https://sakanaouen2020.jp/book/

≪料理学校でのレシピ開発≫

https://sakanaouen2020.jp/school/

日本の食文化を担う人材を育成する日本全国の料理学校で、基礎から学び始めた学生たち、現場で熱心に指導にあたる先生方、そして料理学校を巣立ち、料理の世界の道を歩み始めた 卒業生たちに、それぞれの個性やアイデアがたくさん詰まった、お魚料理の創作を依頼しました。

≪築地のプロと楽しむ！クラウド宴会≫

https://sakanaouen2020.jp/news/news_20210320_marche.php

宮城県仙台市で開催される、東北の食シーンのこれまでとこれからを発信する「これからマルシェ2021」に、『海の恵み 食の底力 JAPAN』が参加しました。日本の水産物をもっと身近に、もっと頻繁に食べてもらうためのアイデアがいっぱいのブースを出店。

　焼きたてのお魚を無料配布や、「魚の骨選手権」が開催されました。ご参加の皆様にはできたての焼き魚を配布し、骨を美しく残して食べることに挑戦していただきました。

≪BSフジ「小山薫堂 東京会議」×海の恵み食の底力JAPAN魚をもっと食べたくなるアイデアが詰まった番組＆動画を公開！≫

物事は形になる前のアイデア会議が一番面白いというコンセプトを元に、小山薫堂氏がゲスト共に行う会議をそのままお送りするBSフジの番組「小山薫堂 東京会議」。「日本人にもっと魚を食べてもらいたい！」をテーマに、番組と連動しタレント、文化人、料理人など豪華ゲストも交えながら、お魚を応援するスペシャルなレシピ開発や、お魚が食べたくなる動画を全10 本を公開されました。

1回目放送：2021年1月30日(土) / リピート放送：2月6日(土)

『小山薫堂 東京会議＃276 日本人に魚をもっと食べてほしい』

https://sakanaouen2020.jp/specialcontents/