学校における省エネ教育プログラム
環境省「低炭素型の行動変容を促す情報発信(ナッジ)等による家庭等の自発的対策推進事業(生活者・事業者・地域社会の「三方良し」を実現する日本版ナッジモデルの構築)」の一環として代表事業者:日本オラクル株式会社が運営している事業です。弊社は2017年度から2020年度にかけて事務局対応を担当しました。
小中高大学生(計84校、のべ9,899人)を対象とした省エネ教育プログラムの開発、導入に向けた事務局対応、テキスト作成を行いました。省エネ行動の促進を図り、家庭での二酸化炭素削減の効果を調査・検証するものです。
≪プログラムについて≫
脱炭素社会実現に向け、家庭での省エネ行動を定着させるためには、学校での環境教育や持続可能な社会の創り手の育成が求められています。そうした社会課題解決に向け、東京ガスと住環境計画研究所が中心となり、有識者からなる「省エネ教育プログラム検討委員会」を立ち上げ、学校向け「省エネ教育プログラム」を開発しました。
省エネ教育プログラムでは、効果的な学習が行えるよう、ナッジ理論の活用や効果の見える化によるモチベーションの向上等の工夫を盛り込んでいます。
東京ガス(2021/4/22)学校での省エネ教育が家庭のCO2排出量削減につながることを日本で初めて実証
~ナッジ理論を用いて約5%を削減~
≪本プログラムの教材化≫
実証結果や教員アンケートの結果を活用し、本プログラムに汎用性を持たせ、継続的に活用できるものにするための指導者向けの市販教材の開発にも携わりました。
『今日からはじめる省エネ教育』
監修:省エネ教育プログラム検討委員会
企画:東京ガス株式会社都市生活研究所※
執筆:三神彩子他
発行日:2021年4月
※東京ガス株式会社都市生活研究所
1986年7月に東京ガス社内に設立、社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析をもとに、将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者が豊かな暮らしを創造するための情報を提供すると共に様々な提言を実施。
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