鹿児島県の郷土料理|(選定料理)きびなご料理
- 鮮度が口の中で踊る銀色の小魚、楽しみ方色々! -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた鹿児島県の郷土料理。
きびなごとはイワシ科の8cm程の小魚です。酢みそで食す刺身、塩焼や天ぷら、煮付け、揚げ物、汁物など、様々な調理方法で味わうことができます。中でも、菊の花をかたどって盛りつけられる刺身「菊花造り」は、鹿児島県の郷土料理を語る上では欠かせないもてなし料理。
きびなごが多く水揚げされることから、当地で多くのきびなご料理が根付いたとされます。
地域によって料理方法は様々で、枕崎や種子島ではすき焼きにきびなごを入れるなど、産地ならではの調理法が多様にあります。
きびなごの刺身のレシピ分量:1人前 |
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1. 下処理をする。 きびなごを2~3回流水で洗い、氷の上にあげておく。 頭を落とし、腹を開き、ワタを取り出し、手開きにする。 再び流水で洗い水気をよくきる。 2. 尾の方から3分の1ほどのところで折り曲げ、盛り付ける。 手前に、つま、大葉、おろし生姜、あさつきを添えて完成。 調理のコツ
きびなごは、色がきれいな魚なので、刺身にして目で楽しむこともできる。海の荒れている日は取れない魚で、鹿児島の湾をなす地形によってもたらされ、他の地域では取れない貴重な魚です。
刺身の場合、ムナビレの触感が気になる人は、手順1でムナビレも取ってしまって下さいね。
また、手開きにして取った骨は、から揚げにすると美味。
店長 東 / 調理場責任者 山本
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