佐賀県の郷土料理|(選定料理)呼子イカの活きづくり
- 鮮度、早技あっての郷土料理 -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた佐賀県の郷土料理。
呼子産のイカを手早く活きづくりにします。早技によって、身が透明な状態でお皿に盛り付けることができます。
佐賀県の北に位置する呼子の港は、江戸時代から昭和中期まで捕鯨基地として栄えていました。
現在では玄界灘で水揚げされるイカの町として知られ、多くの人でにぎわう港町です。
呼子イカの姿造り、下足天ぷらのレシピ分量:2人前 |
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1. 呼子イカを流水で軽く洗い、下足とワタを取り除いてから、表裏両面の皮をむきます。 2. 1で皮をむいた部分を布巾で円を描くようにふきます。残った皮がきれいに取れ、余計な水分も取れます。 3. 2の呼子いかから耳を切り離し、薄く切ってお皿に盛って完成です。甘みがある九州のしょうゆでいただくと、呼子いかの旨みがより引き立ちます。 4. [下足天ぷらの作り方] 3で切り離した耳の表と裏の皮をむきます。1で取り除いた下足は真ん中から切り、表と裏の皮をむきます。目ととんび(口)、内臓と吸盤を丁寧に取りのぞき、油はねを軽減します。 5. 4の下足を2本ずつに切り分けます。その後、衣を厚めに付けて揚げます。揚げる際、油の中で振ることで余計な衣が外せます。 6. 5にレモンをしぼり、塩を添えていただきます。 |