福岡県の郷土料理|(選定料理)水炊き
- コラーゲンたっぷりで美容に最適。全国的に愛されている鍋料理 -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた福岡県の郷土料理。
鶏肉を骨ごと煮込んだスープの中に、お好みの野菜を加えてポン酢で食べます。
その起源は、長崎県生まれの林田平三郎が香港に渡った際に、英国人の家庭で料理を学び、帰国後に西洋料理のコンソメと中華料理の鶏のスープをアレンジし、福岡県の店で提供したのがはじまりといわれています。
現在では、日本全国で食べられる福岡県の代表的な郷土鍋のひとつです。具を食べ終えた後に、鶏のうまみで食べる雑炊も人気です。
水炊きのレシピ分量:4人前 |
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1. 鶏骨付き肉をボウルまたはビニール袋に入れ塩をまぶしてから10分程置きます。材料内[水炊きつみれ]を用いつみれを作ります。皮をむき、すりおろした長芋と他材料をボウルに入れて良くまぜあわせ、冷蔵庫で20分程置きます。材料内[特製みかんポン酢レシピ]を用いポン酢を作ります。みかんをしぼり、材料をまぜあわせます。 2. 1の鶏骨付き肉をお湯に入れ、強火で2分間程茹でます。 3. 2とは別の鍋に水を張り、2で下茹でした鶏骨付き肉を入れ、中火で炊きます。 4. 3が沸騰したらあくをとり、鍋にフタをし、15分程弱火で炊きます。 5. フタを開けずに火を止め、1時間から12時間程置いたら完成です。柔らかく炊けた鶏骨付き肉とスープを味わい、つみれ、お好みでお野菜を入れ、ポン酢でお召し上がりください。 調理のコツ
再加熱時は火を強くしないのが美味しく作るコツです。つみれを入れる時だけ、少し火力を上げます。お好みでもみじおろし、柚子胡椒などをお試しください。お酒は焼酎、日本酒は勿論、白ワインなんていかがですか?
お好きな鍋に移して食卓へ提供、柔らかく炊けた鶏骨付き肉とスープを味わい、その後はお好みでつみれやお野菜を入れてお召し上がりください。
再加熱時は、沸騰直前まで中火で炊きます。その後は少し火力を下げあまりぐつぐつしない程度に保つのがベストです。つみれを入れる時だけまた少し火力を上げましょう。柔らかく炊けた鶏骨付き肉は、それ以上炊くとさらに柔らかくはなりますが、旨味が逃げパサパサになっていく一方です。
調理のコツは余計な出汁は入れない!水炊きの語源の通り材料は水と鶏だけ(鶏が新鮮な場合は塩無しでも可)。本炊きの時に火は強火にしないで、弱火に!炊き上がったら、ふたを空けずにじっと我慢。最低1時間(2時間以上推奨、旨みと柔らかさが格段にアップ!)。
小口切りにしたねぎ、もみじおろしや柚子胡椒をご用意頂くとさらに本場の雰囲気に近づきますよ。
【水炊きつみれ 簡単レシピ】
材料内、[水炊きつみれ]を用います。
長芋は皮をむいてすりおろす。材料をボウルに入れて良くかきまぜる。冷蔵庫で20分ほどやすませて完成。
【特製みかんぽん酢レシピ】
材料内、[特製みかんポン酢]を用います。
みかんをしぼり、材料をまぜて出来上がり。
しょうゆの味やみかんの味で少しずつ味が変わるのでお好みで調整してください。
三田獅子丸 店長 増田
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