香川県の郷土料理|(選定料理)讃岐うどん
- 県民1人あたりのうどん消費量、日本一! -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた香川県の郷土料理。
コシの強さが特徴のうどんです。ざるやぶっかけ、釜揚げ、季節の野菜が入ったしっぽくなど、様々な食し方が存在します。
雨が少なく温暖な気候の香川県では、良質な小麦と塩が作れます。また、だしに使われるいりこの原料のカタクチイワシが近海でとれ、しょうゆの生産も盛んです。全ての材料が県内でそろうことから、香川県にうどんが定着しました。
県内に1,000軒ちかくのうどん屋があるとされ、県内外から多くの人がうどん店巡りに訪れます。
手打ちうどんのレシピ分量:6~7人前 |
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1. 分量の塩を水でよく溶かしておく。 2. 粉をかきまぜながら塩水を少量ずつ加え、全体に均一に水分が行き渡るようにする。 3. 丸い団子にまとめ、袋に入れ、ござ等をかぶせて、足で踏み、また丸めて足踏みをくり返す。(代わりに手でもんでもよい) 4. 3をビニール袋に入れて寝かす。(夏:30~60分、春・秋:1~2時間、冬:2~3時間) 5. 4を足踏みして2cmほどの厚さにした後、生地に打ち粉をしながら麺棒で伸ばす。 6. 生地をびょうぶたたみにし、3~4mm幅に切る。麺のまん中をもち、たたきつけるようにしてほぐす。 7. たっぷりの湯で10~12分ほどゆでる。(入れた時、麺がくっつかないように棒で軽く混ぜる) 8. ゆで上がったらざるに上げ、水洗いし、手でもんで表面のぬめりをとる。玉取り(盛り付け)してできあがり。 9. [だし汁をつくる] 鍋に、水、煮干し、昆布を入れ、30分~2時間おいてから、火にかける。沸騰直前に昆布、煮干しを取り出す。 さばなどの削り節を入れ、弱火で15~20分煮て、アクを取る。(風味付けに仕上げにかつお節を加えてもよい) ザルか布巾でだし汁を漉す。だし汁の種類によって、しょうゆ、みりんを加えて味をととのえる。 ※だし汁と調味料の配合割合 <つけ汁>だし汁4~5、みりん1/2、しょうゆ1 <かけ汁>だし汁6、みりん1/2、しょうゆ1 ※みりんの代わりに料理酒を加えることもある。 10. 薬味は、一味・七味唐辛子、ねぎ、ごま、のり、しょうが、おろし大根などをよく用います。 細かく刻んだねぎ、すりごま、おろししょうがなどは讃岐うどんに欠かせない薬味です。 |