和歌山県の郷土料理|(選定料理)鯨の竜田揚げ
- 給食の定番メニューのルーツは1000年以上も前? -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた和歌山県の郷土料理。
ひと口大に切った鯨に下味をつけ、片栗粉をまぶして油で揚げる料理です。
戦後、貴重なタンパク源として、日本の食卓を支えた鯨料理の代表的なメニューです。日本における本格的な捕鯨の起源は、江戸時代の和歌山県太地町(たいじちょう)とされますが、奈良時代の文献に鯨肉贈答の記述があることから、鯨を食べる習慣はより古くからあったといわれています。
現在でも「鯨の竜田揚げ」が学校給食で出されるなど、鯨の食文化は脈々と受け継がれています。
鯨の竜田揚げのレシピ分量:4人前 |
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1. 鯨赤身を、ひと口大に切る。 ※鯨を切る前と後に、キッチンペーパーでよく血をふき取ると、より美味しくいただけます。 2. ボウルに鯨、材料内[A]、おろし生姜、おろしにんにくを入れ、よくまぜあわせる。その後冷蔵庫で30分以上寝かせる。 3. ひと切れずつ片栗粉をまぶして、180℃の油でカリッと揚げる。 4. 3で揚げた鯨肉と、付けあわせのサラダとレモンを添えて完成。 調理のコツ
片栗粉をまぶしてから、すぐに揚げるのがカラッと揚げるコツ!材料内の[調味料]に大根おろしやすりおろしたりんごを入れると、また違った味わいを楽しめますよ。鯨の肉は高タンパク、低脂肪、低カロリーで体に優しいヘルシーな食材です。ぜひお試しください!
和歌山県郷土料理に詳しい丸山さん
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