兵庫県の郷土料理|(選定料理)明石焼き
- 起源は天保年間。由緒正しいファーストフード -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた兵庫県の御当地人気料理。
小麦粉とじん粉(和菓子や点心に使われる粉)、卵、だし汁で生地を作り、専用の鉄板に流し込み、小口切りにしたタコを入れ丸く焼いた料理。
その起源は、天保年間(1830年~1843年)の頃に、明石にあった工芸品である「明石玉(卵白を利用した珊瑚の代用品)」の生産の際に大量に余る黄身を消費するために考えられたと言われています。
現在でも明石市の「魚の棚(うおんたな)」などの商店街の店舗が有名。沢山の観光客が訪れています。
明石焼きのレシピ分量:2人前 |
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1. 材料を揃え、つゆを作る。 材料内[A]をひと煮立ちさせて明石焼きのつゆを作ります。 ※余ったつゆについて 冷蔵庫で2~3日は日持ちします。再加熱しお吸い物やおうどんの出汁にお使いください。 2. 生地を作る。 ボウルに卵2個を溶き入れ、材料内[B]を加えてよくまぜます。 卵2個を追加で溶き入れ、だし汁550ccを加えてよくまぜます。 じん粉が手に入らない場合は材料内[B]を[D]で代用して下さい。 3. 明石焼きを焼く。 明石焼き器を熱し油をしきます。2の生地を少なめに注ぎ入れてからタコを落とし、生地を加えます。 4. 割り箸や串(断面に角のあるものより丸いものを使用して下さい)を用いてくぼみの部分へ生地をまとめ、一つ一つまとめます。 5. 生地を90度回転させ、頃合いをみて再度90度回転させて4の状態と比べ裏返しにします。 6. 形を整え、火が通ったら完成です。1のつゆに薬味(材料内[C]を参照)を添えていただきます。 調理のコツ
調理のポイントは生地を作る際にダマにならないようにすること、生地を作り終えてからすぐに焼くこと、焼く時は焦げ目を作らないこと。そうすることで綺麗に膨らみ、中がふわふわの明石焼きが出来上がります。焼く際はタコを先に入れると生地が溢れなくて良いでしょう。明石焼き器の代わりに家庭用のたこ焼き器でも美味しく作ることが可能です。タコの代わりに明太子やチーズ、こんにゃく、ちくわなどを入れてのパーティはいかがでしょうか。お酒はサッパリとした日本酒の冷があいます。
居酒屋 5050 店主 山本
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