神奈川県の郷土料理|(選定料理)へらへら団子
- 豊漁・無病息災を祈願した郷土菓子 -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた神奈川県の郷土料理。
小麦粉や上新粉で団子を作り、あんこをからめた郷土菓子です。江戸時代から、神奈川県横須賀市佐島に伝わる伝統料理であり、夏に行われる船祭りの際に、豊漁と無病息災を祈願して奉納されます。団子を押しつぶして平たくした形からへらへら団子と呼ばれ、農家のおやつとして昔から食べられています。
現在でも船祭りの際に各家庭で作られ、集まる親族などでへらへら団子を楽しみます。
へらへら団子のレシピ分量:2人前 |
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1. 先に白玉粉と水を混ぜ、ふるいにかけた小麦粉を後から入れて混ぜる。 2. 手を軽く水で濡らし、1を手に取り親指大の大きさにしたものを沸騰した湯にそっと入れる。 3. 2が浮いてきたら弱火で1~2分程茹でる。 4. 茹で上がった団子をざるにあげ水気を切り、こしあんとからませて出来上がり。 調理のコツ
こしあんに水を少々、寒天10g、水飴適量を加えると、口当たりが柔らかくなり、また別の味わいになります。へらへら団子は祭事において出来立てを振る舞う料理です。日持ちはしないので、茹でたてのものをお召し上がりください。
大そね 店主 大曽根
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