群馬県の郷土料理|(選定料理)おっきりこみ
- 地域によって味付けがさまざま! -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた群馬県の郷土料理。
幅広の生麺、里芋、大根、きのこなどをたっぷりの汁で煮込んだ料理です。塩を入れずに打った生麺を煮込むため、打ち粉が溶け出してとろみがでます。
麺を「切っては入れ、切っては入れ」する様子から、自然とこの呼び名がついたといわれています。地域によっては「煮ぼうと」や「煮ぼうとう」、「おきりこみ」とも呼ばれています。昔、養蚕農家で農作業を終えた女性たちが、栄養バランスに優れ手早く大量に作れる料理として作り始めたのが発祥と伝わっています。
今では家庭でもよく作られており、おふくろの味として愛されています。
おっきりこみのレシピ分量:1人前 |
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1. 材料を食べやすい大きさに切る。鍋にサラダ油をひき、材料を強火で炒める。 2. 全体がしんなりとしたら、鍋にだし汁と濃口しょうゆ、みりん、調理酒を入れ、強火で煮る。 3. 煮立ったらうどんを入れ、所定の時間、中火で煮る。 打ち粉がついた状態のうどんであれば、10分が目安。 ゆずの皮をお好みで振りかけて完成。 調理のコツ
是非うち粉がついた生のうどんで作ってみて下さい。独特のとろみをだすことができます。うち粉がついていないうどんを使う場合は、2の手順で材料を炒める際に、片栗粉をひとつまみ入れて下さい。それに近いとろみを出すことができます。材料にほうれん草やなすを入れてもいいと思います。冬なら下仁田ねぎを使うのがお薦め。お酒は辛口の純米酒が合いますよ。
このむ 三光坂下 店長 加賀谷
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