茨城県の郷土料理|(選定料理)そぼろ納豆
- 幅広く使える伝統的なおかず -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた茨城県の郷土料理。
納豆と切り干し大根をあわせて、しょうゆなどに漬けこんだ水戸の伝統的なおかずです。
江戸時代、台風が来る前に収穫できる早生(わせ)大豆作りが水戸で進められました。早く収穫される小粒の大豆をおいしく食べる工夫として、納豆作りが盛んになりました。水戸の納豆が全国的に有名になったのは明治以降、鉄道(水戸線)の開通に伴い土産品として売られたのがきっかけでした。
現在ではご飯のお供として、お茶漬けの具に、お酒の肴としてなどいろいろな方法で食べられている水戸の伝統的なおかずです。
そぼろ納豆のレシピ分量:4人前 |
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1. 切干大根をよく水洗いした後に水を切り、塩ひとつまみとともに塩漬けにする。 2. 納豆をかきまぜたものに水を切った1の切干大根を加え、よく混ぜ合わせる。 しょうゆまたは納豆のタレを少々入れて、味を調える。 調理のコツ
そぼろ納豆は、納豆と切干大根が相まって歯ごたえが良いのが特徴。水戸地方に昔から伝わる納豆の保存食です。秋に収穫した大豆で納豆を作り、近所やお寺等に配る際、余った納豆を長い間食べられるように工夫をこらした料理です。素朴な味わいが故郷を思い起こします。切干大根の水を切る際は、漬物用の器具でよく絞るとよいです。
笹沼五郎商店 代表 笹沼
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