2012.03.08
レシピコーナー人気ランキング(2012年2月)
郷土料理レシピ 人気ランキング 2012年2月1~31日 家庭で味わう郷土料理百選
5位 ひっつみ(岩手県)
小麦粉をこねて薄く伸ばしたものを手でちぎり、お鍋の中で季節の野菜とともにだしで煮込む料理。具やだしは季節によって様々であり、川魚や川のカニ、鶏肉、きのこなどを用います。
名の由来は、「手で引きちぎる」事を方言で「ひっつむ」と言うことから名付けられました。「ひっつみ」は、地域によって「とってなげ」、「はっと」、「きりばっと」とも呼ばれます。
なめらかで喉越しの良いひっつみは年齢を問わず、身も心もあたためてくれる岩手県ふるさとの味です。
鶏肉、豚肉、海の幸、お好みの材料をベースに!アレンジしやすいのが魅力!
ひっつみのレシピはこちらから
http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/030027
4位 こづゆ(福島県)
ホタテの貝柱でだしを取り、豆麩(まめふ)、にんじん、しいたけ、里芋、キクラゲ、糸こんにゃくなどを加え、薄味に味を調えたお吸い物を、会津塗りの椀で食す料理。
多くの食材が盛られる贅沢な料理ながら「おかわりを何杯しても良い」習慣が有り、会津人のもてなしの心が表現されています。
会津藩のご馳走料理としてうまれたこづゆは、現在も正月や冠婚葬祭などの特別な日には欠かせないもてなしの料理。具だくさんの材料の数は縁起のよい奇数が習わしのようです。
貝柱でだしを取り、具を沢山入れて作るのがポイント。日本酒との相性も抜群!
こづゆのレシピはこちらから
http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/070037
3位 しもつかれ(栃木県)
鮭の頭、煎った大豆、鬼おろしでおろした大根、にんじん、油揚げなどの材料を鍋で煮込んだものに酒粕を手でちぎり入れ、最後に味を調えて作られる料理。
栄養豊富な保存食として、また旧暦2月の初牛の日に稲荷神社に赤飯と共に供えられ、無病息災を祈ることでも知られている行事食です。発祥は定かではありませんが、鎌倉初期から作られていたとも言われます。
現在でも栃木県の飲食店や各家庭で作られている料理で、「七軒の家のしもつかれを食べると病気にならない」という言い伝えも残ります。
無病息災の行事食。節分で用いた豆の残りでつくられる栄養豊富な保存食!
しもつかれのレシピはこちらから
http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/090058
2位 カキの土手鍋(広島県)
味噌を鍋の内側に土手のように塗り、その中でカキや豆腐、白菜や春菊などの野菜を煮込んで食す郷土鍋です。味噌の土手を崩しながら、好みの味に調整する調理法はユニーク。
発祥については、行商人が考案したという説などがあります。広島県では、カキの養殖が室町時代から行われていたと伝わり、現在では全国一の生産量を誇っています。
冬の郷土鍋として全国的に知られているカキの土手鍋は飲食店ではもちろん、家庭の食卓でも親しまれています。
鍋の内側に味噌を塗りつけて作るユニークな郷土鍋。味噌の焦がし過ぎにはご注意を!
カキの土手鍋のレシピはこちらから
http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/340082
1位 のっぺい汁(新潟県)
鶏肉やにんじん、ごぼう、れんこん、里芋などの季節の具材を鍋で煮込んだ汁物です。片栗粉などを用いず、里芋で自然なとろみを付けているのが特徴。また、汁物としては珍しく冷ましてから食すこともあります。新潟県において里芋と並ぶ名産品である鮭を加えることも多いです。
県内におけるバリエーションは多彩で、新潟県の豊かな食文化を背景とした家庭料理の代表作といえます。
現在でも正月やお盆などの年中行事の際に各家庭で楽しまれています。
温かくても美味しい、冷まして食しても美味しい。地域の恵みが凝縮されたひと品!
のっぺい汁のレシピはこちらから
http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/150039
7位 番外編 いが饅頭(埼玉県)
まんじゅうに赤飯をまぶした郷土菓子です。赤飯をまぶした様子が、栗のいがのように見えることからその名が付けられたといわれています。
ハレの日のごちそうとして、加須市や鴻巣市、羽生市などの北埼玉地域に古くから伝わっています。発祥は、ボリュームを出すために赤飯の中に饅頭を入れたのがはじまりという説や、赤飯と饅頭を両方まとめて作ってしまおうという女性の知恵からうまれたという説があります。
現代でもお祭りやお祝いの席などでよく作られています。家庭においては、子供たちのおやつとして食べられています。
赤飯の色合いと塩加減、あんこの適度な甘さがポイント!
いが饅頭のレシピはこちらから
http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/110219