2012.01.31
レシピコーナー人気ランキング(2012年1月)
郷土料理レシピ 人気ランキング 2012年1月1~31日 家庭で味わう郷土料理百選
5位 石狩鍋(北海道)
新鮮な鮭の身のぶつ切りと中骨を含めた「あら」を鍋に入れ、キャベツや玉ねぎ、豆腐などの野菜とともに味噌で味を調えて食す、北海道を代表する鍋料理。
石狩地方では江戸時代から鮭漁が行われ、船上で漁師たちが厳冬に耐えたご褒美として鍋を楽しんだ事が始まりとされます。
現在では全国にその名が知られる石狩鍋。平成20年には市内の飲食店店主らが石狩鍋PRを目的として「あき味の会」を設立し、市内外でのさらなる普及を行っています。残ったスープで食べる雑炊もまた美味。
北海道を代表する郷土鍋。沸騰させず、丁寧にアクを取るのが美味しく作るコツ!
石狩鍋のレシピはこちらから
http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/010019
4位 がめ煮(福岡県)
鶏肉を里芋、ごぼう、にんじん、たけのこなどと一緒に煮込む、別名筑前煮。
名前の由来は複数あり、博多の方言である「がめ繰り込む」(いろいろな材料を混ぜる)が短くなり、「がめ煮」と呼ばれるようになったという説や、文禄の役(文禄元年、1592年)に朝鮮に出兵した兵士たちが当時「どぶがめ(スッポン)」とその他の材料をごった煮にして作った「亀煮」から来たという説などがあります。
現在でも福岡県一帯で、慶事にはかかせない一品です。
日持ちがし、徐々に味が染みむのが特徴。麩や厚揚げを足すこともおすすめ!
がめ煮のレシピはこちらから
http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/400083
3位 こづゆ(福島県)
ホタテの貝柱でだしを取り、豆麩(まめふ)、にんじん、しいたけ、里芋、キクラゲ、糸こんにゃくなどを加え、薄味に味を調えたお吸い物を、会津塗りの椀で食す料理。
多くの食材が盛られる贅沢な料理ながら「おかわりを何杯しても良い」習慣が有り、会津人のもてなしの心が表現されています。
会津藩のご馳走料理としてうまれたこづゆは、現在も正月や冠婚葬祭などの特別な日には欠かせないもてなしの料理。具だくさんの材料の数は縁起のよい奇数が習わしのようです。
貝柱でだしを取り、具を沢山入れて作るのがポイント。日本酒との相性も抜群!
こづゆのレシピはこちらから
http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/070037
2位 カキの土手鍋(広島県)
味噌を鍋の内側に土手のように塗り、その中でカキや豆腐、白菜や春菊などの野菜を煮込んで食す郷土鍋です。味噌の土手を崩しながら、好みの味に調整する調理法はユニーク。
発祥については、行商人が考案したという説などがあります。広島県では、カキの養殖が室町時代から行われていたと伝わり、現在では全国一の生産量を誇っています。
冬の郷土鍋として全国的に知られているカキの土手鍋は飲食店ではもちろん、家庭の食卓でも親しまれています。
鍋の内側に味噌を塗りつけて作るユニークな郷土鍋。味噌の焦がし過ぎにはご注意を!
カキの土手鍋のレシピはこちらから
http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/340082
1位 のっぺい汁(新潟県)
鶏肉やにんじん、ごぼう、れんこん、里芋などの季節の具材を鍋で煮込んだ汁物です。片栗粉などを用いず、里芋で自然なとろみを付けているのが特徴。また、汁物としては珍しく冷ましてから食すこともあります。新潟県において里芋と並ぶ名産品である鮭を加えることも多いです。
県内におけるバリエーションは多彩で、新潟県の豊かな食文化を背景とした家庭料理の代表作といえます。
現在でも正月やお盆などの年中行事の際に各家庭で楽しまれています。
温かくても美味しい、冷まして食しても美味しい。地域の恵みが凝縮されたひと品!
のっぺい汁のレシピはこちらから
http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/recipe/recipe/150039