高校生の熱意で実現!
大戸屋が福島県を味わえる定食を提供開始
定食屋の「大戸屋ごはん処」を展開する大戸屋ホールディングスは、「福島県立ふたば未来学園高等学校(以下、ふたばみらい学園)」と手を組み、福島県の味を堪能できる定食「ふるさと おうちごはん」の提供を開始しました。
本取り組みは東日本大震災後に復興のシンボルと期待され設立された、「ふたば未来学園」の生徒たちの「地元福島の味を全国に広めたい」という思いがきっかけとなり、大戸屋との約半年間に及ぶ試行錯誤を経て実現されました。
「ふるさと おうちごはん」メニュー紹介
・ソースカツサラダ(写真右上)
「ソースカツ」をアレンジしたサラダ。ソースカツは大正時代から会津地方に伝わる庶民
の味で、揚げたてのトンカツを甘めのソースに絡めるのが特徴。
・凍み豆腐のつみれと野菜の炊き合わせ(写真左上)
福島県中通り名物「凍み豆腐」と鶏肉で作ったつみれを用いた炊き合わせ。凍み豆腐は高
野豆腐とも呼ばれ全国的に親しまれている。
・ほうれん草のすいとん(写真右下)
福島県浜通りでおかあさんの味として親しまれている「すいとん」に、ほうれん草を練り
込んだ一品。ごぼうと椎茸の香りが漂う。
・いかにんじんのマリネ(写真左下)
福島県中通り名物「いかにんじん」を食べやすくマリネにアレンジ。いかにんじんは日常
ではもちろん、正月にも欠かせない料理として、福島県で親しまれている。
実際に食させていただいたところ、各料理が郷土料理の特徴を残しつつ、老若男女に好まれる優しくほっこりする、新しくもありどこか懐かしい味わいでした。
本取り組みを通して、生徒たちが地元食文化を見つめ直すきっかけとなり、全国に提供される商品化のプロセスを体験できたこと。「ふるさと おうちごはん」1食の注文につき20円が被災地のこどもたちの放課後学校運営に寄付されること、そして消費者が手軽に福島県食文化を知るきっかけになることに意義を感じ、郷土料理百選で本取り組みをご紹介しました。
「ふるさと おうちごはん」は10月16日(火)から11月30日(金)まで、全国の大戸屋354店で提供されます。詳細は下記URLにてご確認いただけます。