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12/03/22

郷土料理人からのラブレターレシピ!郷土料理の発掘事業を開始
(東京都西多摩郡日の出町)

   郷土料理振興を通じ地域活性化を支援するロケーションリサーチ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:瀬川雄貴、以下、ロケーションリサーチ)は、東京都西多摩郡日の出町を舞台に食による町興しを行います。 事業主体は日の出町の農家、行政、観光協会、飲食店にて組織。相談役に都内近郊郷土料理店の女将や料理長ら5名を「食の応援団」として迎え、3ヵ年計画で郷土食の再発掘を行い、町内および外部へと発信。食文化の継承を通し町興しを目指します。

 先月26日、本事業のスタートとして「食の応援団」より日の出町へ5つのレシピが届けられ、そのお披露目会が同町「肝要の里」で開かれました。5つのレシピは日の出町の食材を用い応援団員5名それぞれの郷土、経験をもとに作られた品々。

 本レシピは「ラブレターレシピ」として町内各所(「さかな園」、「つるつる温泉」、「JAふれあい直売所」、「イオン日の出モール」)に設置を予定。レシピとあわせ企画概要を町民の方々にお伝えし広くご意見を募ることで、町と町民の一体感の醸成、住民から愛されている食材や郷土料理の発掘を目指します。今後、ウェブページの公開や交流会イベントの実施を予定しています。

▼「ラブレターレシピ」5品と食の応援団の紹介
・のらぼう菜の落花生和え (佐野千寿恵:千葉料理店「千寿恵」
・椎茸胡麻焼 (梅原陣之輔:大分料理店「坐来大分」
・里芋とさつま揚げのコロッケ (新田のゆり:鹿児島料理店「本家かのや」
・うどんのもんじゃ焼き (水谷建治:四国料理店「88屋」
・日の出トマトのパンナコッタ (川口カズノリ:現代青森料理「Bois Vert」

 本事業は、農林水産省の「食と地域の交流促進対策交付金」を活用し、観光と連携したグリーン・ツーリズム(都市農村交流推進)の枠組みにて実施いたします。今後も農業、郷土料理及び地域食材、食文化に興味をもつ皆さまへ向け都市農村交流を目的とした企画を実現することで、地域活性の一助になることをロケーションリサーチは目指します。

▼日の出町について
  東京都西多摩郡日の出町は都心から50Km圏内に位置し、人口はおよそ1万6千人。東西12Km、面積28平方キロメートル。町の西端に標高902mの日の出山がそびえ東側は圏央道(首都圏中央連絡自動車道)が走ります。自然休暇村、牧場、温泉施設、日の出山荘(中曽根康弘・ロナルド レーガン 日米首脳会談記念館)、圏央道「日の出インターチェンジ」、工業団地が存在し、住宅地の整備も進んでおり、人と自然が調和した緑豊かな町です。

▼事業概要
▽実施主体
日の出町自然休養村農林漁業組合、日の出町商工会、日の出町産業観光課、日の出町観光協会、日の出町農業振興委員会、日の出町サービス総合センター株式会社

▽事務局、問い合わせ先
財団法人 農村開発企画委員会、ロケーションリサーチ株式会社

▼関連 URL
東京都西多摩郡日の出町
http://www.town.hinode.tokyo.jp/
グリーン・ツーリズム
http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kyose_tairyu/k_gt/index.html
食と地域の交流促進対策交付金
http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kouryu_koufukin.html

▼会社概要
社名 ロケーションリサーチ株式会社
所在地 東京都港区西新橋 2-33-4 プレイアデ虎ノ門 9 階
設立 2007年9月20日
代表者 代表取締役 瀬川雄貴
企業理念 郷土料理の振興を通して、地域活性の一助となる。
事業内容 1) 郷土料理振興事業
2) インターネット広告代理業
3) 前各号に附帯する一切の業務(Webページやバナー制作、コンテンツ協力等)

▽企画・運営実績 抜粋
グリーン・ツーリズム(都市農村農村交流推進)「ムラ婚活@最も美しい村」企画 (2011年11月~)
iPhone アプリ「郷土料理百選 R」制作協力 (2011年8月)
料理教室 「郷土料理教室 ~日本のふるさと、味めぐり~」企画(2010年10月)
郷土料理探訪イベント「六本木で味わう四国料理」企画(2010年4月)
書籍「家庭で味わう郷土料理百選 こだわりの40店が創る故郷の味」出版(2009年9月)

問い合わせ先
ロケーションリサーチ株式会社 粟井(あわい)
TEL: 03-6450-1257 FAX: 03-6450-1268
sawai@location-research.co.jp

当日のメニュー (料理説明と参加者の感想)

 ●のらぼう菜の落花生和え
 日の出町の食材:のらぼう菜 食の応援団:千葉郷土料理店「千寿恵」佐野千寿恵
のらぼう菜をさっと茹で、リンゴをアクセントに加え千葉県名物「落花生」をベースにしたソースで和えた品。※のらぼう菜 菜花の一種、通常はおひたしや天ぷらに用いられる。

・ごまで和える事はあったが、ピーナッツを用いたことはなかった。美味しい。
・のらぼう菜と落花生とりんご、意外な組み合わせだけど食感がまた合うね。

 ●椎茸胡麻焼
 日の出町の食材:しいたけ 食の応援団:大分郷土料理店「坐来大分」梅原陣之輔
しいたけにゴマ豆腐を詰めたものに焼き目を付けゴマクリームを和えた品。

・シンプルに焼いて食べることが多かった。季節にあわせしいたけを用いた新たな料理をつくりたくなった。
・しっとりとした食感にクリームがのり美味しい。

 ●里芋とつけあげのクリーミーコロッケ 
 日の出町の食材:里芋 食の応援団:鹿児島料理店「本家かのや」新田のゆり
すりつぶした里芋と鹿児島県の郷土料理「つけあげ(さつまあげ)」の材料をあわせコロッケにしたもの。

・日の出町の里芋は粘り気と水気が強い方なのでコロッケにしづらかったが、美味しく出来ていて驚いた。
・子供が喜びそう。

 ●うどんのもんじゃ焼き
 日の出町の食材:うどん 食の応援団:四国郷土料理店「88屋」水谷建治
うどんを細かに切ったものを出汁とあわせもんじゃ焼き風に仕立てたもの。

・うどんを短く切る発想はなかった変わった食べ方で美味しい。何が入ってるのか知りたい。
・話題のグルメ(ベースとなる「讃岐うどんもんじゃ」)を紹介してもらえて嬉しい。町には情報が入りづらい。

 ●日の出トマトのパンナコッタ
 日の出町の食材:トマト 食の応援団:現代青森料理「Bois Vert」川口カズノリ
ブランド化がすすめられる「日の出トマト」を用いたパンナコッタにトマトジャム、トマトのシロップ煮、生クリームをあわせたもの。

・糖度が高いトマトだからぴったりですね。ソースだけでも美味しい。
・このままで町で売りたいくらい。

日の出町の声

    

◇町の定番料理だけでなくこれからは時期にあわせた変わった食べ方で食材を提案していきたい。 (飲食店)
◇調理法や食材のレシピ展開のさせかたそしてお客様への提案の仕方、色々と大きなヒントになった。 (加工・販売)
◇変わったアイデアの料理にふれると○○したらどうなるのかな?と新たなアイデアが浮かぶきっかけとなる。 (加工・販売)
◇トマトや里芋は作る人が多い。この企画を将来の農業に繋げたい。 (農家)
◇トマトは町をあげてブランド化をすすめているもの。様々な付加価値を付けて販売、宣伝したい。 (産業観光課)
◇町のためにも、料理好きの自分の為にも楽しかった。デザート良かった。 (産業観光課)
◇のらぼう菜、今まで単品で味わうことが多かった。各食材、あらためて食べ合わせを探したい。 (産業観光課)
◇食の問い合わせ(飲食店やイベント)が最近増えつつある。四季の食をこれからも発信していきたい。(観光協会)
◇知らないアレンジはワクワクする。今後、トマトの新たな魅力を作り出したい。(町営施設管理)

4月に別途ウェブサイトをオープン予定。本企画の進捗レポートや日の出町の観光情報、ラブレターレシピ詳細をご案内します。

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