大阪府の郷土料理(選定料理)お好み焼き

- 起源は「一銭洋食」!?屋台や出店で定番の一品 -

お好み焼き

 農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた大阪府の御当地人気料理。

 小麦粉を水で溶いた生地にキャベツ、お好みの肉類や魚介類を入れて鉄板で焼き、上にドロっとした甘口のソースを塗り、お好みでかつお節、青のり、マヨネーズをかけて食べる料理。

 起源はよく伝わっていませんが、戦前から屋台で「洋食焼き」と呼ばれて親しまれており、当時1枚1銭で食べられたため、「一銭洋食」とも呼ばれていました。

 今では安くておいしい大阪の名物料理です。


お好み焼きのレシピ

 分量:1人前
市販の生地60g
じゃがいも30g
キャベツ180g
豚肉60g
M1個
紅生姜少々
かいわれ3g
かつお粉少々
青海苔適量
ソース20g
マヨネーズ10g
1.
生地、じゃがいも、キャベツ、卵、豚肉30g、紅生姜をボウルに入れます。

※じゃがいもは電子レンジでポテトサラダで使う位に柔らかくしてから、ボウルに入れて下さい。
2.
ムラができないようによくまぜます。
3.
180℃の鉄板に落とします。その上に豚肉30gをのせます。
4.
底面がきつね色(約5分)に焼けたら、ひっくり返します。

※鉄板に落とす時、ペタペタと押し付けず、中に空気を入れるようにふっくらと焼きあげます。
5.
両面がしっかり焼けたら、ソース、マヨネーズ、かつお粉、青海苔をふり、かいわれを添えて完成。

※じゃがいもが入っている為、ホクホク感があるお好み焼きです。
調理のコツ
生地60gにすりおろした長いもを10g入れると、よりふっくら仕上げることができます。キャベツは細かく切り過ぎると、中に空気が入りずらくなって仕上がりがふっくらしにくくなるのでご注意を。ボウルの中で予め形作ってから鉄板に流し入れて下さい。左右から低く持ち上げて、手前にひっくり返して下さい。あまり触りすぎないのもコツですね。完成時に、中央が少々膨らんでいたら理想の仕上がりです。意外な組み合わせですが、とろろにしょうゆをかけてわさびを添えるトッピング、お薦めですよ。
かりふわ堂 下北沢本店 店長 谷山