茨城県の郷土料理|(選定料理)そぼろ納豆
- 幅広く使える伝統的なおかず -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた茨城県の郷土料理。
納豆と切り干し大根をあわせて、しょうゆなどに漬けこんだ水戸の伝統的なおかずです。
江戸時代、台風が来る前に収穫できる早生(わせ)大豆作りが水戸で進められました。早く収穫される小粒の大豆をおいしく食べる工夫として、納豆作りが盛んになりました。水戸の納豆が全国的に有名になったのは明治以降、鉄道(水戸線)の開通に伴い土産品として売られたのがきっかけでした。
現在ではご飯のお供として、お茶漬けの具に、お酒の肴としてなどいろいろな方法で食べられている水戸の伝統的なおかずです。
そぼろ納豆のレシピ分量:4人前 |
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1. 切干し大根を15分~20分程度水に浸し、しっかり絞って水を切る。 2. 切干し大根を1cm~2cmぐらいにぶつ切りにする。 3. フライパンに油を引き、2を中火で水気が抜けるまで炒める。 しょうゆと酒を入れ、焦げないようによく混ぜる。火からあげてよく冷やす。 4. よく混ぜた納豆と3を和える。 5. 塩を加え味を整えて、大根おろしやお好みの薬味を添えて完成。 調理のコツ
納豆と切干大根の歯ごたえの良さが特徴です。
味付けにだし汁や麺つゆを使ってもおいしく仕上がります。
料理長 八巻修
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