秋田県の郷土料理|(選定料理)きりたんぽ鍋
- 新米の季節に味わうねぎらい料理は給食でも人気 -

農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた秋田県の郷土料理。
うるち米を潰し木の棒に巻きつけてちくわ状に焼きあげたものを、地鶏やごぼう、きのこ、ねぎなどと共に、鶏ガラのだし汁で煮込む鍋料理です。
「きりたんぽ」は、冬期に狩猟を行う猟師(マタギ)が保存食として携行しはじめたのが起源といわれています。
きりたんぽ発祥の地と伝わる秋田県北部の大館や鹿角地域周辺では、新米収穫後にきりたんぽ鍋を囲み、農作業の労をねぎらう習慣が現在も続いています。秋田県内の学校では、冬季の給食メニューにきりたんぽが出され、人気があります。
きりたんぽ鍋のレシピ分量:6人前 |
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1. ネギは斜め切り、セリは根と本体を4㎝くらいに切る、ゴボウは薄くささがき、マイタケは一口大に切り分ける、鶏肉もひと口大に切る、きりたんぽは1本を3つに切っておく。 ![]() 2. 鶏ガラスープに、日本酒と塩、しょうゆを入れて煮立たせる。鶏肉を入れ、ひと煮立ちさせる。 ※しょうゆの量は、味加減を見ながら調整して下さい。 ![]() 3. 舞茸・ネギ・せりの根・ごぼう・きりたんぽを入れる。全体が煮えたら残りのせりを入れる。せりがしんなりしたら食べごろ。 ![]() |