宮城県の郷土料理|(選定料理)ずんだ餅
- 「ずんだ」とは枝豆で作るあんのこと -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた宮城県の郷土料理。
ずんだとは枝豆で作られる緑色の餡を指します。ゆでた枝豆の甘皮をとりのぞき、すり鉢でつぶしたものに砂糖を加え、塩と水で味を調えたものです。それをつきたての餅にからめた郷土菓子。
米どころの宮城県には笹巻き餅やくるみ餅、納豆餅など年中行事や祝い事で食される餅料理が50種類以上あると言われます。その中でも風味豊かなずんだ餅は人気が高く、現在でもお盆などに多くの家庭で食べられています。
ずんだのクレープやシェイク、アイスクリームなど、派生料理も多くうまれています。
ずんだ餅のレシピ分量:2人前 |
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1. 枝豆は天地をカットし、塩分が吸収されやすいようにする。 塩10gで枝豆を揉み、汚れを落とすと同時に塩分を含ませる。 2. 分量の水を沸かし、30gの塩を加え1の枝豆を入れ2~3分煮る。その後ざるにあげて冷ます。冷ましたあと塩は振りかけない。 3. 3の枝豆をサヤから出し、薄皮も取り除きすり鉢に入れすりこぎで丁寧に潰す。 4. 4に砂糖を加える混ぜる。最後に適量の塩を加え味を調えたらずんだ餡の完成。 5. お餅を食べやすい大きさにカットし柔らかくなるまでレンジにかけ、お餅と4のずんだ餡をからめて完成。 調理のコツ
手順2で枝豆を入れて沸騰したら中火以下に落とします。茹ですぎないことが大切です。
手順4、すりこぎでする際は豆のツブツブ感を残るようにすります。砂糖は少しずつ分けて加え、枝豆の水分にしっかり溶けるようにまぜます。
菓匠三全 田中
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