青森県の郷土料理|(選定料理)せんべい汁
- モチモチとした食感がたまらない。鍋のうまみがせんべいに凝縮 -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた青森県の郷土料理。
鶏肉などでだしを取ったスープにごぼうやにんじん、きのこなどの旬の食材を入れ、しょうゆで煮立てたものに南部せんべいを割り入れた鍋料理。せんべいは鍋専用の溶けにくいものを用います。だしの色とうまみがたっぷりと染み入った南部煎餅の麸のような食感と歯ごたえが人気。
発祥は諸説様々ですが、江戸時代から作られているものだといわれます。
現在では料理用の南部せんべいをすき焼きなどの鍋料理に用いる事もあり、幅広い食べ方で愛され続けているようです。
さば缶で作るせんべい汁のレシピ分量:4人前 |
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1. 水に水煮のさば缶、白菜の芯の部分を入れる。強火で約7分熱した後、しょうゆと塩、料理酒を適量入れる。 ※一般的なさば缶 水煮でもお作り頂けますが、八戸沖秋さば缶で作るのがお薦めです。 ※さば缶を1缶使い切る時は、空缶に料理酒を浸して入れることで、よりコクが出ます。 2. 中火にして、白菜の葉の部分と長ねぎを入れる。 3. せんべいを約1/4に割って入れる。 4. 中火で約5分煮て完成。 ※八戸では地鶏で作るせんべい汁と同様に、さば缶で作るせんべい汁も愛されています。 |